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男の花道

先日、プロ野球選手であった
清原和博が現役引退した

清原と僕は同級生です
別に顔見知りというわけでもなく
ただの同い年
昭和58年の夏の甲子園からその名を知っている
高校1年生とは思えないPL学園のエースと4番
ホントにコイツら同級生か?
テレビを見てただただ驚くばかり

以前、ホームページを運営していたころに
清原の特集ページを作ろうと思ったのだが
僕が清原を語るには昭和57年の夏の甲子園を沸かせた
池田高校の水野雄仁について触れなければならなく
清原という名が登場するまでの序章で5話くらい軽くいきそうで
清原が登場してからも200話くらいは余裕でいきそうな感じで
あまりにも膨大な原稿料のため敢え無く断念
ちなみに1話がワードA4サイズ1ページで
文字にすると約1500文字です

まあ、清原のことについて語れば
あり得ないくらいの長文になるので
とりあえずルーキーイヤーを
めっちゃ短くまとめます

運命のドラフトで巨人は桑田を指名
清原は6球団競合の末、西武に
というのは、有名すぎるお話
涙でボロボロになり落ち込んでる清原に
母弘子さんが『悔しかったら見返してやりなさい』と喝
清原は部屋に貼ってあった王貞治のポスターを剥いで
見返す決意を

いくら超高校級のスラッガーでも
プロは甘くないので1軍で活躍するのは2年目だろう
1年目は夏場くらいに1軍に上がってこれれば
そういう見方だったのだが
開幕2戦目に途中代打出場
プロ初打席は四球
次の打席で南海の藤本修二からホームラン
その瞬間を中継で見ていた僕は驚いた
その日は春休みで友達んちに集まってみんなで見ていたのです
まさか、プロ初試合でホームランなんて
翌日の第1打席でもタイムリーツーベースを放った

その後、プロの壁にぶつかり
規定打席到達者の中で最低打率だったが
森監督は辛抱強く清原を使い
昼間は2軍でウエスタンリーグの試合に出場させ
夜は1軍に合流しナイトゲームに出場の日々
効果は見られないが辛抱強く森監督は清原を使い続けた
打率2割3分台、ホームラン11本で前半戦終了(だったと思う)

オールスターもファン投票で選出された清原
清原は全パの4番に座りヒットを記録
高卒ルーキーでは史上初の快挙
翌日はセ・リーグのエース大洋の遠藤からホームラン
高卒ルーキーがオールスターゲームでホームランはおろか
ヒット打った前例もないもんだからマスコミは大騒ぎ
このルーキーイヤーで大活躍しMVP受賞
これからの清原はすごかった

オールスターが終わって後半戦のスタート
当時の西武の4番は前年40本のホームランを打ち
この年も40本を打った秋山
ロッテには前年50本のホームランを打ち
三冠王を獲得した落合がいる
落合はこの年も50本塁打の三冠王で
2年連続三冠王という史上初の快挙
そんな秋山や落合よりも
ルーキーの清原は打った
後半戦に限っての話です

低かった打率も急上昇
ホームランも打ちまくった
2試合連続ホームランも何度か記録
9月になるともっぱらの関心は
ルーキーのホームラン記録の更新
高卒ルーキーのホームラン記録は豊田泰光の27本
鳴り物入りでプロデビューした長嶋茂雄の29本
プロ野球記録である桑田武の31本
これらの記録にどこまで近づけるかが話題だった
そう、抜くのじゃなくてどこまで近づけるかなのです
というのも、いくら快進撃の清原でも
残り試合数を考えるとせいぜい高卒記録に並ぶか?
そんなところでした
ところがあり得ないくらいのペースで打ちまくり
31本に追い付いたのです
さすがに新記録とはいかなかったのですが
高卒ルーキーで31本塁打
すごすぎです

あまりの打撃ぶりに8月の下旬だったかな
ついに打順は先輩秋山を引きずり下ろし
高卒ルーキーが4番に座るという大事件
ペナントレース最終戦の前の試合で
打率が3割に到達した清原
高卒ルーキーで3割打者は過去に例がない
森監督は31本塁打を達成し3割に到達した清原に
『明日は試合を休むか?』と
最終ゲームで3割を割る恐れもあるから温情を
清原は『試合に出なくて3割を維持してもうれしくないので出ます』
正直、僕はもったいないと思いました
翌日、5打数1安打でも3割陥落という状況
でも清原は2本か3本打って自らの力で3割を維持し
花を添えました

日本シリーズでは広島が相手で
第1戦は引き分けで、その後3連敗
3敗1分けのシリーズ第5戦で
ツーアウトランナーは2、3塁だったかな
バッターは台頭してきた若手ピッチャー工藤
万事休す!
工藤は目をつぶってバットを思い切り振りぬいた
ライト前タイムリーでサヨナラヒット
これでライオンズは息を吹き返し
3連勝し史上初のシリーズ第8試合目に突入
結局、清原の活躍もあって4連勝し日本一に
この年、現役引退を表明していた山本浩二
山本浩二の若いころと清原が似ていると
ちょっぴり話題になった

その後、日米野球が日本で開催
まだまだメジャーと日本の差が大きな時代
日本選抜はコテンパン
その中で気を吐いたのは三冠王落合と
ルーキー清原
清原は日本選抜チームメンバーで
メジャーのピッチャーから3割以上うち最高打率に

とにかく1年目の清原はすごすぎた
甲子園で大活躍してそのままプロでも大活躍した選手は少ない

オフでの契約更改
年棒は(僕の記憶では)2400万円をちょっと切るくらい
前年が600万円(推定)くらいだったのですごいアップ
同じ19歳で2000万円以上も稼ぐなんて
とただただ驚くばかり

あれから23年
長かったかな
短かったかな
わかんないけど
野茂が引退し
桑田が引退し
そして王監督もユニフォームを脱ぐ
球界の巨星たちが揃って球界を去る
こんな偶然ってあり?
こんな年は2度とないよな

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